さわやかな秋を迎え、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

先日、底引き網漁が解禁となり、金沢市民の台所、近江町市場は多くの人で賑わいをみせています。
そこで、今回は当ホテルから車で5分ほどの位置にある金沢近江町市場をご紹介いたします。

江戸時代の享保6年に始まり、金沢を城下町としていた加賀藩の御膳所でありました。
名前の由来は諸説ありますが、近江商人が作ったことにあります。地域によっては「おみちょ」と呼び親しまれています。

「金沢駅」の「鼓門」から約1.0kmまっすぐ進んで間もなく見える「近江町市場」は、石川県金沢市の中心部にあり、2021年には開場300年の大節目を迎えました。

金沢の食文化を支える『市民の台所』として親しまれています。
アーケードに鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店、約170の店が軒を連ねています。
市民のほか、料亭や飲食店の料理人など食のプロも仕入れに訪れます。

また、日本海で獲れた魚介を使った海鮮丼や寿し店を目あてにたくさんの観光客で賑わっています。
地元の食材を使ったご当地グルメを食べながら、お店の人との会話を楽しむのも醍醐味です。

ここで、底引き網漁解禁についてお知らせいたします。

暑い夏の間、7月1日から8月31日まで、北陸や山陰地方の沿岸部で底引き網での漁を禁止する取り決めがなされています。
資源保護のために禁漁されている底引き網漁が9月初日に解禁されることを言います。

夏の間から比べると圧倒的に魚の種類が多く、色でいうと赤系の魚がグッと増えてきます。
赤い魚というものは売場を華やかにしてくれます。
その意味で底引き漁でとれた魚は売場をとても華やかにしてくれると言えます。

底引き網で獲れる人気の魚としては、甘エビ、のど黒、あからばちめ、口細かれい、笹かれいがあり、地元でよく食べられています。
みなさま、ぜひこの秋に近江町市場へ足を運んでいただき、鮮魚、青果、旬の果物、旬の味覚をお楽しみくださいませ。
 

注意事項：近江町市場内は食べ歩きは禁止です。

最新情報は各公式サイトでご確認ください。
2025年の秋の味覚を楽しみ、思い出をつくりましょう♪

▽【金沢近江町市場】公式サイトはこちら／
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/omicho

所在地　：石川県金沢市上近江町50
アクセス：ホテルからは公共バスで約5～10分。／ホテルから車では約5分。