高田城址公園では二つのお花見が楽しめます。
一つは4月に開催された「観桜会」、もう一つは来月7月に開催される「観蓮会」です。
「観蓮会」は蓮の花を観賞する会ですが、花以外にも蓮の葉やそこに棲む生き物を見ることができます。
東京ドーム4個分の広さがある高田城址公園のお堀。
そこを埋め尽くす蓮。
お堀の端に立ち遠くを眺めたり、散策がてら足元に目を向けたり、また生き物に興味のある方は、
双眼鏡や望遠レンズのカメラが必須アイテムかもしれません。
チョウトンボやハチなどの昆虫類、カワセミ、ヨシゴイなどの野鳥を観察できるからです。
蓮の花は早朝に開きはじめ、午前中には閉じてしまいます。
特に見ごろは9時頃までといわれます。
一日のうちでは過ごしやすい時間帯かもしれませんが、熱中症対策は必要かと思われます。
今年の「観蓮会」は、7月19日~8月24日の37日間開催されます。
来場者は、昨年11万3000人を記録しました。
これは過去最高で、昨年の開催日数44日で割ると一日約2500人の人出となります。
この数字が大きいのか小さいのか。
4月に開催された「観桜会」を調べてみると、一日平均3万800人という数字がはじき出されます。
つまり両者には10倍以上の開きがあるのです。
そうであるならば、例えば人をかき分けて歩かなければならないような事態は、
少なくとも「観蓮会」では起きそうにありません。
ゆったり、のんびり。
それが「観蓮会」の魅力の一つかもしれません。
高田城址公園まではホテルから車で15分ほどです。
※詳しい情報はWebサイト「上越観光Navi」に掲載されています。是非ご覧ください。