余寒が身にしみる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当ホテルの最寄り駅、伊賀鉄道・上野市駅から電車で揺られること約10分。
市部(いちべ)駅に降り立つと、まず出迎えてくれるのが西行法師の歌が書かれた看板です。
小さな無人駅の前に、しっとりと歴史の気配が漂っています。
駅から歩いて5分ほど。
田園風景の中に、ぽつんと、ぽっかりと、ひとかたまりの森が現れます。
そこが今回ご紹介する「垂園森(たれそのもり)」です。
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この森は、西行法師や紀貫之といった名だたる歌人たちに詠まれてきた場所。
清少納言の『枕草子』にもその名が記されているほど、古くから人々の心を捉えてきました。
森の中には、小さな祠がひっそりと佇んでいます。
ここには、大和・三輪山から勧請された大物主神が祀られており、周囲の空気はどこか厳か。
さらに、西行法師や紀貫之の歌碑が点在していて、静けさの中に歴史の息づかいが感じられます。
実際に足を踏み入れてみると、森の中だけ空気がふっと変わるような、不思議な感覚に包まれました。
平安の歌人たちは、きっとこの同じ空気に触れ、歌を詠んだのでしょう。
忙しない日常から離れて、少しだけ“平安の心”に想いを馳せてみませんか?
たれその森
所在地 伊賀市市部
アクセス 伊賀鉄道市部駅から徒歩5分
▽詳しくはこちら
https://www.igaueno.net/?p=1664
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時間がゆっくりと流れるような、そんな特別なひとときでした。